見知らぬ、景色へ

曇天、F-15。 そしてガラナは燃料。

Mistralスーパー改 テストフライト

FS兵装です。

 

Plan 105の話を散々しましたが、それで結局どうだったのよ? というお話をしたいと思います。

 

 

105相当に生まれ変わったMistral君

名前を改めまして「Mistral Super Kai」

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通称は変わらずMistral君ですが。F-2戦闘機のスーパー改っていうプランをご存知の方は話が早いですが、要はぱっと見の印象は変わらないけど中身は変わってるんですよっていう話です。まぁF-2とMistral君の共通点なんて蒼いくらいですけど。

 

(そういえばAceCombat 7、ようやくF-2がマルチロールになりましたね)

 

さて性能は。

エンジンが進化してないので劇的に早くなってはいないですけど、それでも操作の快適性だとかモチベーションだとか、よくなった点はきちんとあります。

 

操作性

シフターをSL-RS700へ換装。こいつにはRAPIDFIREという機構が採用されており、操作感は若干硬くなるものの、レバー操作と同時にディレイラーが作動するので、テンポのいい変速が可能になります。ぐっと引き上げる感じではなく、カチッと音がするまで押し込むと音と同時に変速する感じといいますか……「よっこいしょ」という印象はないですね。「えいっ」とレスポンス良く変速します。

2-WAY RELEASEというシステムのおかげで、握り方のバリエーションも多くなりました。私の”下エンドバー”ができるのもこれと形状のおかげです。

 

BL-R780については何の不満もありませんね。握っただけ反応してくれるグッドなブレーキレバーです。表面も光沢があって美しいです。

 

クランクやディレイラー

クランク長については170㎜→165㎜に変えていますが、私の理想はR7000シリーズの160㎜です。理想はさておき、ペダリングが若干重くなったと思います。これはもちろんトルクが掛けにくくなったこと、私の脚が対応してないことが原因ですね。歯数が増えてるのも相まって体感はなかなかのものです。要トレーニング。

変速については特に文句はありません。調整さえできればとても快適に変速してくれますし、ギアの選択肢が増えたので無理せずに回せるようになりました。

若干後悔した点

リアディレイラー調整が面倒くさい

割と適当でもいけた8sから、結構ギチギチな11sまで飛びました。するとあら不思議、調整がクソ面倒くさいではありませんか。なかなか決まりません。動作に不満がないギリギリのラインを追及しますが、乗ってるうちに微妙に満足いかなくなってくるんですよね……凝り性ってこわい。

 

表面保護テープの使いどころ

これ、バンドタイプのFDに使ってはいけません(当たり前)。これでフレームの傷を防ごうとしたが為に、ワイヤーテンションに負けてほんの僅かにズレるんですよ。柔らかくて厚みのあるテープなんだから当たり前なんだよなぁ(呆れ)。上から見て時計回りに何度かずれてました。完全に引っ張られてます。

 

リアブレーキのアウターワイヤー長

Mistral君はトップチューブ上をワイヤーが通るんですけど、ブレーキレバーからトップチューブ前部及び、トップチューブ後部からVブレーキガイドパイプにかけてがアウターケーブル内を通過します。問題はVブレーキに繋がるエリアです。簡単に言うと長すぎました。もうちょっと短くて良かったなぁ。

ガイドパイプもコイル状になっててぐねぐね曲がるやつに変えました。にもかかわらず前回と同じ長さにした為、余計に長くなったんだと思います。

切断面の処理もかなり適当だったので、それの影響も否定できません。

近々ワイヤーカッターとワイヤーが届くので、付け替えてみてですね。

 

後悔って言っても十分修正可能なので、一つずつ解決していきましょう。

 

雑記

働くのしんどいっすね。ストレスは物欲と直結してるんだよなぁ……

 

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これは弟と札幌に行ってきた時の写真です。

映ってはいませんが、兄弟揃ってBianchiだったんです。弟にウェア一式を貸して行ってきたんですけど、上はBianchiのジャージしか持ってないんですよ。なので兄弟二人で上Bianchiという不思議な光景でした。

 ビブショーツ快適っすね。

 

ではまた。

OLtre XR3 Discを予約した話

FS兵装です。

 

久しぶりの投稿になりますね。仕事が夕方から夜にかけてだとかドールズフロントライン始めたとか色々ありますが、一番大きいのは気力が持たないことって感じですね。

 

 

さて、本題です。

先日、札幌にあるサイクルプラザというショップでロードバイクを予約しました。

今までBianchiエンデュランス系ロード、Intenso Discが欲しいとか色々言ってましたが、私が予約したのはエアロロードのOltre XR3 Discです。

 

あれ? 真逆やん……

どうしてこうなった。

心が揺れた経緯についてはこちら↓

その1

その2

 

大前提とは何だったのか……(哲学)

見事な手のひらクルーですね。予算は1.5倍に。やべぇ。

でも死ぬほどカッコイイんですよね↓↓↓

http://www.japan.bianchi.com/images/bike_list/JP19BR3203471Z-Matt_Black_CK16.jpg

Bianchi | ROAD | Oltre XR3 Disc(画像はBianchi公式サイトより)

XR4よりぱっと見のエアロ感は抑え目ですが、全然嫌いじゃないよ。エアロ効果はツーリング程度でも発揮されますが、それに見合ったエンジンを積まないといけないですね。

ホイールは圧倒的RSなので余裕ができ次第変えたいです。ディスクホイールが今後どれだけ流通してくれるかですね。カーボンディープリムディスクブレーキ……夢が詰まってますね。

 

雑記

Mistral Super Kaiなんですけど、変速調整結構難しいですね。変速は決まるんですけど、「これだッッッッ‼‼」っていうのにならないんですよ。11sかぁ……Di2は楽そうですけど、金も手間もかかるしそもそもMistral君が対応してないので何らかの工事が必要になりますね。てかこれ以上グレードアップするとしたらホイールしかねぇ。中古の6800アルテホイールですか。キャリパーブレーキさえ使えればSTIつけたいと思うんですけど、いかんせんヘッドチューブ位置が高いので(私としては)意味ない気がするんです。

よく考えたらPlan 105って2か月近く前なんですね。はよ記事書けってな。

 

ではまた。

GARMIN EDGE 820Jを買った話

FS兵装です。

 

先日、GARMIN EDGE 820Jを購入しました。

え? 私の判断力は正常です。ええ。給料が入ったとか引き落としが終わったとかずっと欲しかったとかナビとか色々理由はありますけど。

60㎞くらいナビ使って走ったので、近いうちになんか書きます。ナビの仕方とか、GARMIN CONNECTでのコース作成とか。操作方法とか。

 

私も購入する前に色々調べましたけど、操作性に関してはほとんど情報がない(宣伝しかしないペラペラブログ、開封レビューのみの何の役にも立たないブログ、謎のおすすめランキング書いて広告収入得るためだけのブログ)

 

「買えば分かる」というのは投げやりにも程がありますし、既に購入された方の一助になればいいなーというのもあります。ブログに飽きなければ書きます。

 

ではまた。

BB(ボトムブラケット)が外れない事案

FS兵装です。

 

 

序文

クロスバイク(GIOS Mistral君)改装の時、ボトムブラケットがガッチガチに固着してて取れなかったんですよね。私もサイト漁ってたけどぶっちゃけそこまで有益な情報は無かったと思います。ラスペネの存在くらいですわ。なので重要なポイントをまとめておきます。

  1. 工具を固定する
  2. トルクをかける
  3. ラスペネかけてコンコン叩きまくる
  4. ラスペネかけて一晩寝かせる

当たり前のものですが。これで多分外れますね。

一応私の作業の様子も記しておきます。

以下語り口調になります。

 

事の発端は3月

実家に戻ってきたとき、Mistral君のオーバーホールやったんですけど、まず取れないんですよね。謎メーカーのスプラインと、モンキーレンチ組み合わせましたが取れず断念。やはり安物ではできないか……

ということで次回O/H又はIRAN改装したときに回すことに。

 

そしてその時がやってきた。

6月中旬、Plan 105の実行に伴い、ほぼ全てを取り外す必要が出てきた。そう、BBもである。そこで私は、これに対処するために彼らを購入した……

 

愉快な仲間たち

BB外し工具 
シマノ アダプター戻し工具 TL-UN74-S

シマノ アダプター戻し工具 TL-UN74-S

 

そう、シマノの「TL-UN74-S」である。何よりコイツは硬いのである。他の安物とは違うのさ……多分。だがコイツにも欠点はある。それは32㎜ソケットでなければ入らないということだ。その為、次の工具を購入した。

32㎜ソケット 
TONE ソケット 差込角12.7×32mm 4D?32

TONE ソケット 差込角12.7×32mm 4D?32

 

彼の名は32㎜ソケット君。そのままである。ちなみにソケットを用意した理由だが、モンキーの保持力には限界があるためだ。あんなガバガバなものでアホみたいに固着したものを外せるのは脳みそどころか骨まで筋肉で出来ていそうな、タコみたいなやつだ。

冗談はさておき、こっちの方が断然安定するのは疑いようのない事実なのだ。 

ヒンジハンドル

 ソケットにはハンドルが必要だ。そう彼がね。

SK11 スピンナーハンドル 9.5 SFH3

SK11 スピンナーハンドル 9.5 SFH3

 

 私はヒンジハンドルと呼ぶのだが……あまり一般的ではないらしい。スピンナーハンドルとか、ブレーカーバーとか言うみたいだね。私はヒンジ君と呼ぶが。

ラチェット機構もついていないので大きなトルクもかけられる。面倒な切り替えもない。シンプル・イズ・ベストだ。まぁ彼は近所のホームセンターで見かけただけなんだがね。いい働きをしてくれているよ。

 

アダプター

勘のいい読者や業界人ならお気づきだろう。「こいつ、差込角が違うのを買ってるぞ……」いやいや、その通りなんだが……本当は買った時期に差があってね。後から32㎜ソケット君を調達したのさ。いや、最初は12.7㎜のヒンジ君を探していたのだが、どうにもしょぼくれたホムセンでね。彼しかいなかったのだよ。仕方ないことさ。最初から通販で買えばいいものを。

というわけで買ったのはこちら。 

ソケットアダプター 9.5×12.7 58

ソケットアダプター 9.5×12.7 58

 

 出番は割と少ないね。むしろ構造的には彼を挟まない方がベストな働きをしてくれるんだが、トルクレンチを使わないなら問題ない。庶民の味方だ。

ネジ外し

 さて、ここまでは工具を取り上げたが、ここからはお役立ちグッズの出番だ。まずは彼。

アネックス(ANEX) ネジすべり止め液 No.40

アネックス(ANEX) ネジすべり止め液 No.40

 

ドライバーとネジの間の摩擦を増やして、滑りにくくするものだね。前職ではそれなりに世話になった。 

ラスペネ

 BB外しでよく記事にもされている彼。彼がいなければそもそも外れることはなかっただろう。まさに神。

 

そしてBBは動き出す

1日目

ああ、すぐに外れなかったんだろって? そう。物は用意したが発想が追い付かなくてね。

まずは普通にラスペネだけかけて試してみたさ。ビクともしない。というか外れる前にBB外し工具が飛んで行ってしまう。なんてこった。

続いてラスペネをかけ、コンコンコンコンコンコンコンと暫く叩き続ける。数分間ずっとね。弟のペダルはこれで外れてくれたよ。だがBBは違う。ネジ山が滅茶苦茶細かかったりトルクのせいもあるんだろう、さっきと変わらない。どうしたものか。

このままだとBBのスプラインが潰れてしまうので、ネジ外しを塗ったくって短期決戦を目指す。だが外れない。

既に遅い時間なので就寝。どうしたものか……

2日目

寝てるときに思い付いた。そもそも工具がズレなければいいんだ、と。スクエアテーパーのBBにはネジが切ってあって、そこにボルトでクランクを固定するんだ。

ちなみにスクエアテーパーの固定方法は……

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クランク基部の四角い穴に、BBの端部を突っ込みます。

 

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正面及び裏側。刺さってるのがお分かりいただけるだろう。

 

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そして最後にクランク側からボルトで圧入(力でぐいぐい押し込むこと)します。ここにキャップを被せれば完成です。

ならばそのボルトでBB外し工具を固定してしまえばいい。後は何を挟むかだが……丁度良いものがあった。チェーンの切れ端だ。これを利用してクランクの代わりにBB外し工具を固定すればいい。 

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さぁ、これで工具が外れる心配はなくなったーー思う存分やってしまおう。

……

……

……

あと一歩、足りない。私の限界を超えたトルク値のようだ。掛ける力を変えずにトルクを増やすには、長くすればいいのだが……あった。先ほどまで使っていた、ハンドルバーだ。これにヒンジ君を差し込んで……これで完成だ。最終形態。

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これでできなければもっと長いパイプを買ってくるしかない。さぁ、どうだ……

 

取れた

 

取れました。ヒャッホゥ。

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長い戦いが、ようやく終わった。

 

ポイントをおさらい

  1. 工具を固定する
  2. トルクをかける
  3. ラスペネかけてコンコン叩きまくる
  4. ラスペネかけて一晩寝かせる

 

以上が私の作業記録です。2700文字オーバーだわ。

それでは、また。変な記事を用意しておきます。

Mistral君改装計画 作業編その2

FS兵装です。 今回は作業後編をお送りします。

 

 

前後ディレイラー取付

前回でクランクの取付が終わったので、フロントディレイラーの位置決めをしてくっつけます。

…………

あれ? ボトルホルダーが邪魔だぞ?

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見事に被る。どう考えても邪魔

ホルダーの内側にセットするわけにもいかず、一旦外しました。FD-5801において邪魔になった理由はおそらく、

  1. 単純にクランクがでかくなった(48T→50T)
  2. 機構が変わった(トップスイング→ダウンスイング)

機構についてはよく分かりませんが、見た目で言えばバンドの上に作動機構があったALTUSと、バンド下に作動機構がある105ではこのような差が生まれるのでしょう。

取り付けについて、バンドタイプの場合は仮止めして、アウターチェーンリングとディレイラーの外側が面一、かつ両者のすき間が1~3㎜になるように、上下位置やアジャストボルトを回して調整します。調整が終われば本締めして終了です。

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左は間隔が狭すぎですね。右は調整して取り付けた後です。グッドギャップ!

リアディレイラーは適当です。ボルト穴しかないので、そこにくっつけて、終わり!

 

リアホイールとスプロケット

WH-R501からタイヤとチューブを移植します。この辺りはパンク修理とかなんとかで手順は共通なので、ここでは取り上げません。むしろそれだけの記事とか溢れかえってるし……

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話を戻しましょう。移植が終わったら、バラバラのスプロケを嵌めていきます。

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何でもバラすときは順番に並べましょう。特に銃とか。

順番がおかしければ見て分かりますので、間違っても大丈夫です。最悪変速調整してたら気付きます。それでも間違いに気付けなさそうな人は整備はしてはいけません。

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左:組付け作業中の画像 右:並びがおかしいスプロケ。横から見るともっと分かりやすい。

全て嵌めたら、スプロケ取り付け外し工具で締めます。これでスプロケの取付は完了です。クイックリリースにサラっとグリスを塗って、ハブに通したらフレームにくっつけます。

シフター

必要なディレイラーと歯車が揃ったら、シフトケーブルを繋がなければいけませんね。

……

……

はい。説明めんどくさいのでマニュアル見てください。ワンポイントとか知らないので。

フロントディレイラー(FD-5801)→http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RAFD001-05-JPN.pdf

リアディレイラー(RD-5800)→http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RD0003-09-JPN.pdf

シフト調整

上のマニュアルに載ってます(雑)

ブレーキ

駆動系最後のパーツ、ブレーキです。取り付けは誰でもできますが、その人によって最適なフィーリングというのはまちまちです。フィーリングは自分でやったりしなきゃいけませんがね。

さて、取付ですが、まずはブレーキレバー自体に互換性があるか確認しておきましょう。私は当初、ハンドルについてきたBL-R550というのを使おうとしたんですけど……

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はい。未対応ですので買わないといけませんね。

 ということで購入したのはBL-R780です。

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ちなみに、何故未対応かというと、Vブレーキの引き量が他の3種(機械式ディスク・キャリパー・カンチ)と違うんですね。そのため、変換できる機構の有無で対応したりしなかったりするわけです。STIVブレーキに使えないのと(引き量が違うという点で言えば)同じです。

実際はVブレーキの方が多くの引きを必要とするので、Vブレーキのレバーで他のを引くと「効きすぎる」状態になり危険です。逆にVブレーキ未対応のレバーでVブレーキを引くと「効かない(又は十分な制動力が得られない)」ということで止まれません。奇跡的な調整とか、裏技的なパーツを使えば不可能ではないと思いますが、それなら互換のあるやつを使った方がよっぽど安全で信頼性もあり余計な金銭や時間的コストはかかりません。

さて取付ですが、ハンドルに固定するのはクッソ楽勝です。そこからアウターワイヤーの長さだったり取り回しだったりが悩みどころですね。スマートになるか、余計な長さで摩擦によるロスが発生しないかとか。その辺は致命的でない限りおいおい調整していけばいいものだと思います。

まずはレバーにインナーケーブルを取り付けます。これが変換する機構です↓

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この状態で、ワイヤー端部のタイコを通して、セットしていけばいけます。たぶん。

Ruler(謎の中国メーカー)の曲がるガイドパイプを使います。多分いけるじゃろ。

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後はまたマニュアルに従って調整してください。

http://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-GN0001-21-JPN.pdf

私の作業した感想としては、各アウター類が長かった気がしますね。次回何らかの作業をするときにまとめて調整してしまいますか。

あとはケーブルの抵抗が結構ありますね。長さやルーティングを見直しても消えなさそうですけど。

 

ちなみに今回の改装で、右手にリア系統、左手にフロント系統という配置に変更しました。今まで乗ってて違和感凄まじかったので。まぁ海外では逆だっていうので、減速しつつ手信号出すには左にリアブレーキがあればやりやすいというのがあるかなーと思います。

ただ変速機会が多いのは殆どの場合右手で、ブレーキの使用はリアが多い(もしくは強い)ので、左右で疲労を均等化するためか? とも思ったのですが、それならば海外のレースでLeft-Front/Right-Rearは駆逐されるどころかほぼLF/RRなんですよ。考えれば考えるほど分かりませんが、規則化されてない以上、好みでいいでしょう。

その他

さて、駆動系は組み終わりましたので、バーエンドバーとかシートポストとかサドルとかペダルとかですね。

バーエンドバーは下向き、もとい水平に取り付けてます。

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下エンドバー方式(ほぼ水平?)

シフターやブレーキを変更したので、前向きに取り付けると全く操作できなくなってしまいます。これいかがなものかということで試していたら、この「後ろ向きバーエンドバー」ができました。これでロードもどきの操作感と、ハの字の人間工学的に自然そうな握り位置が実現できたわけです。アップライトなロードバイクに乗ってる感があって私は好きです。

以前のインテグレーテッドシフターであれば前向きバーでも若干操作できたんですけどね。操作性は現在の構成が最高ですけど。

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サドルはセレロイヤルのr.e.medというものに変更。最初からついてきたのに比べると、高反発枕から低反発枕に変えたような感覚ですかね。詳しいレビューは、まだ長距離走ってないのでこれからですわ。

SELLE ROYAL(セラロイヤル) R.e.med(リメッド) サドル ブラック/ブラック
 

ちなみにセレロイヤルといえばFizikですね。サドルやバーテープビンディングシューズ等も出てきてますね。こいつサドルとしてはクッソ安いんですよ。裏側の処理も綺麗ではないし。でも見た目がカッチョイイ。プロとかそういうものではないけど、ホビーユースとしては十分なのではないでしょうか。あとはお尻との相性です。

 あと色が豊富。それなりに選べるので人によってはポイント高いと思います。

 もし他の色が気になる場合は商品名で検索掛ければ出ます。チェレステやピンクがサシに入ったのもあります。

雑感

作業といいつつ、いつも余計なことを書いてますが、許してクレメンス。

あとロードバイク欲しい。アップライトなポジションもいいけどもっと攻めたポジションもしてみたい。クロスをドロハンにするのに一番大きな問題はブレーキなんですよね。キャリパーはポン付けできないので。逆にディスクブレーキだとすぐドロハンにできる。

てかMistral君でかい。

Mistral君改装計画 作業編その1

FS兵装です。

今回はPlan 105において、実際に行った作業となります。

 

  1. 全て外す。ブレーキ以外。
  2. 再利用するやつは清掃。
  3. 取り付けます。 
  4. パパっと走って……終わり!

 はい、何の説明にもなっていませんので、ここから真面目に書きますね。今回の記事は、

 

という構成になります。

 

 

では作業を始めます。

まずは分解していきましょう。

バラさない部分はVブレーキ本体及び前輪、ボトルホルダーです。他はほぼ全て取り外します。

ペダルを外しチェーンを切り前後ディレイラーを取っ払い、クランクとチェーンリングを抜き、ハンドルはステムごと取り外します。前後タイヤを外したところでフェンダーとスタンドも外してシートポストも抜き取ります。

タイヤ・チューブはリアのみホイールを購入しているので、後ろだけ付け替えます。 

基本的に全部緩めて外します。外し方は調べれば腐るほど出てくるので、気になる方は調べてください。

BBについては別記事でまとめますね。

 

 

では組み立てに入ります

ハンドル編

まずはハンドルのカットからです。手順は以前まとめた記事を参考にしてください。

ハンドルとコラムの切り落とし198円 - 見知らぬ、景色へ

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新旧ハンドル比較 相対的に短く見える新ハンドル(黒)


……切り過ぎました! ええ、前回42㎝くらいで余裕見てたので、今回は40㎝と少しまで切ろうと思ったんですよ。切ったんですよ。幅は別に不満はないんですけど、今回のハンドルはクランプ径が31.8㎜になったので、中央とその周辺が前に比べて太くて幅広だったんですよ。そうすると、以前のシフター配置に似せようとすると……前よりも外側にブレーキレバーやシフターを取り付けなければいけません。でもハンドル自体の幅は前より短くなってる……

はい、ギリギリ、辛うじてセーフでしたが、私より手が大きい人は確実に握れません。私でも小指が微妙なのに。というわけで変な運用になりました。バーエンドバーを下向きに取り付けるんです。下というよりは手前側に伸びてくる感じですけど。その辺もまた別記事にします。

 

フォークとコラム

フォークのベアリング等の洗浄・グリスアップをやった後、フレームに通してステムとハンドルをガッチャンコ。スターファングルナットを叩き出してから、新しいのを職人のごとく入れます。圧入というか叩き込むというか。

 

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どうでもいいけどこのポンチは曲がっております。性格捻じれてんな(ブーメラン)。



後はスペーサーで程よい高さ(適当)に調整し、固定して終了。

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トリコロール、いいですね。

 

BBとクランク

BB周りはパーツクリーナーで洗浄後、2度と固着しないようにグリスを塗ったくった後、ねじ込んでいきます。最初の何回転かは手で回せますが、段々キツくなってきたら工具を使ってグリグリします。両側ねじ込んだら、手ルクレンチでトルクをかけ終了。

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スマートですし、スクエアテーパーのと比べると、クランクとの間に謎のすき間がないので、ゴミも詰まりにくくなってますね。

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右クランクシャフトをBBに通して、左クランクで固定します。スプラインみたいになってるとこに右クランクと180°反対向きに左クランクを嵌めます。むしろこの位置以外では正常に取付できないはずです。

クランクを嵌めたら、左側からシャフトに、クランク止めみたいな黒いプラ製のネジをねじ込みます。円盤みたいな工具を使って手で締めます。境目部分から飛び出てる外れ止めプレートを押し込んだら、続いて、根元についてる2本のボルトを締めます。

 

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やっすい6角レンチやな……せや、いいの買ったろ

ここより先は次回になります。ではまた。

 

こいつは素晴らしいぞ……

FS兵装です。

 

最近は更新してませんでしたが、生きてます。Plan 105関連の編集が中々面倒でしてね。

 

さて今回は、Bianchiの2019年モデルが発表されたところですが、前々から言ってたIntenso disc以外にすんげーやつが日本でも発売されることになったんですね。

その名は……

 

            Oltre XR3 Disc             です。

 

Oltre XR3というのは前からあったんですけど、それのディスクブレーキ対応モデルになってます。むしろディスク専用ですけど。

私が何故これに飛びついたか? 大きく3点ですね。

 

1.ディスクブレーキであること

 私手がちっちゃい(そもそも身長が)んですけど、先日説明したR7000シリーズの油圧STIのことですね。おかげでミニハンドでも握れるようになる……はずです。てかワイヤーのSTI、滅茶苦茶引きが重くないですか? 俺だけ? ああ……そう……

 

2.CVが搭載されている

CV(Counterveil)というのは、Bianchiの一部ロードバイクに搭載されている振動吸収技術だそうで、今まで上位モデルにしかなかったものがようやく、庶民が手を伸ばせば届くところまで降りてきたのです。やったぜ。まぁ私自身はCVモデルに乗ったことがないので、どれ程になるかは他の人のを参考にするしかないですけどね。

 

3.形状、もとい見た目

 圧倒的にカッコイイ。死にそう。色も好きよ。エアロ形状すぎないエアロロード。Intensoの首回りもなかなかいい見た目してますけど。Sempreは私を引き付けるような色や造形じゃなかったんですよね。手が出しやすいのは素直に利点だと思います。

 

はい、殆ど性能には触れておりませんが、乗ってて楽しい、自分で満足できるなら何だっていいのです。SpecialissimaだろうがVIA NIRONEだろうがいいのです。私は私の為にOltre XR3 Discを買いたいという話です。

 

あーーー住民税やばいのに……でも欲しいよぉ……